お前、感想書くの遅くない???
いやー、なんとなく感想記事書くタイミングを見失っていたら、気付いたら1ヶ月ぐらい経ってしまいましたが。ふりさんの1stライブツアーに参加していました。
横浜公演から始まり、名古屋、大阪、そして東京と続くZeppツアーでしたが、自分は横浜と東京に行かせていただく予定でした。予定だった、というのは例に漏れず、東京公演は緊急事態宣言により無観客配信になったからなのですが……くそうコロナめ。
まあでも横浜で現地の雰囲気味わえていたのは、まだよかったのかなと思います。
感想ですが、今回記事遅れた理由にも繋がるんですけど、いやーーーーー本当にただただ楽しかったライブでした。ふりさんも最初から楽しそうに伸び伸びやっていたし、バックバンドもそれぞれが好きなようにやってたなと思ったというか。ライブでアレンジをガンガン入れてくるの本当に楽しいからやってるって感じでよかったです。
逆を言えば、楽しかった! で満足してしまって、それ以上の感想が出てこないと言いますか。感想を語るのも野暮に思えてしまうぐらい、楽しいの一点特化だったんですよ。
もちろん語れるところはあるし、特に無観客になってしまった東京公演では、ヴァイオリンの演奏も加わって、また違う味わいになった曲を楽しめたりしたんですけれど。それはそれとして、本当にどう感想を書こうかなとなってしまって、なかなか筆が執れないままで今日まできてしまったという。
前々からふりのライブは、感想とか見るより浴びた方が早いから見ろ、と過去記事にも書いてたと思うんですが。前回までのビルボードと、今回ではまたその意味も違っていて。ビルボードは会場の空気感含めて、上質な音楽体験としてのライブを味わって欲しいって感じだったんですけれど。今回、会場をZeppに移して、今度はシンプルにライブとしての楽しさ、盛り上がりに全振りしたライブツアーだったなと。
ある意味、ビルボードはその特殊性故に他と比較出来なかったところあるんですけれど、今回、他と同じようなステージに立ってどうなるかなとは思ってたんですが、全然心配する必要なかったですね。他と同じステージに立っても遜色なかったし、普通のライブのように盛り上がれたし楽しめました。ちゃんとこういうライブの空気感でしたし、そういう意味でこの楽しい空気を肌で感じて欲しいなと思いました。
なんと、東京公演は円盤化されるようですよやったね! ご興味のある方はぜひ。
というわけで、正直書くことないなって感じでざっくりめですが箇条書きにて。
横浜と東京ごちゃ混ぜで書きます。
・横浜で入場した後、会場内待機してる間の空気感が、完全に某ネズミの国のスペースマウンテンの待機列の空気でした
・東京公演の配信でも冒頭その空気を味わえると思うんですけど。それがずっと続いていたと言いますか、静寂の中にそういう感じの宇宙っぽい音が流れていて、否応なしにワクワクが高まる感じでよかったです
・開幕、宇宙人の挨拶が始まったときに「やっぱりスペースマウンテンじゃねーか!」って心の中で叫んだ
・いやー、こういう部分まで凝るところ、やっぱりふりのライブは体験だと思います。アトラクションとかそういう部類のライブ
・そして張られた紗幕に宇宙空間の映像が流れていって、スポットライトが当たる中、だんだんうっすらと見えるシルエット
・そしてAXIOMのイントロが流れて、旗を持ったシルエットが見えたかと思ったら、ばって紗幕が落ちる瞬間ですよ。もうこの時点でテンションMAXになる
・もうデカい旗の捌き方でしゃろんちゃんも思い出しちゃうやつなんですよ
・衣装はAXIOMのMVやライブパンフでも着てたやつですね。横浜公演では髪型は自前でしたが、東京ではMVとかのウィッグ付けてましたね
・横浜公演でその場でA・X・I・O・Mの振りを瞬時に覚えて振りコピしたの大変だったけどめっちゃ楽しかったです
・今回完全着席で、フラッグ振って盛り上げる感じでしたけど。思った以上に旗を振るの楽しい
・2曲目、そこからプールサイドカクテルぶっこみます???
・シンセやギターの音とか原曲より印象としては明るめになったかなというか、ライブ向けにアガる感じにチューニングしてある感
・ギターについてはすごいアレンジめちゃくちゃ加えてましたね
・3曲目にラブソングをかけてがきて、旗からタオル持ち替え
・横浜では端から端まで歩いてくれてました
・MC挟んでの4曲目パープルアイシャドウ、配信用の雨エフェクトすき
・そして5曲目RUMIKO、この流れはもう定番になりつつあっていいですね
・でもちょっと待て? なんかギター持ってるが???
・間奏、弾いたーーーーーーー!?!?!?
・今回はがっつりちゃんと弾きましたね。どんどん出来ることが増えててすごいし、進化していってるなって思います
・6曲目桃源郷白書。東京公演ではここで二胡の演奏としてNAOTOさんが参戦。これ生演奏なのめっちゃ豪華では
・MC入ってバンド紹介。今回メンバー結構入れ替わりましたけれど、それでもみんな楽しそうだし仲良さそうで何よりです。そういう愛されるところがふりさんだなぁ
・7曲目、ルバートには気を付けて
・東京公演ではヴァイオリンも入って、かなり原曲とは印象変わる曲になりましたね。サビの厚みがすごいことになってるというか
・8曲目。東京公演ではヴァイオリンによる特殊イントロから入ったシンデレラタイム
・メロディ的にヴァイオリンは相性良さそうな曲でしたが、本当にしっくりくる馴染み方でよかった
・9曲目、OUT OF BLUE。こちらもヴァイオリンがいいアクセントに
・でもなにより、後ろのミラーボールがめちゃくちゃ綺麗でしたね……まさに青い月でした……
・ミラーボールって光を当てられて反射するので、そういう意味でもまんま月なんだなって思わされた
・10曲目、そこからのアレンジ開始でのSIDE B
・スローで静かな始まりの中で、浪々と歌うふりさんに痺れる
・からの大暴れ気味の楽曲ですよ。曲中のシャウトもそうだし、前曲で落ち着いた雰囲気から一気に上げてくる
・MC挟んで11曲目、Yの悲劇。もうボルテージガンガン上げていく
・前回のTrip to BIRTHから追加になったサックスもほんといいですね
・そして12曲目、CITY。ラストでミキティも大暴れでよき
・〆の13曲目、うしろ髪引かれて。ベースがいいんですよ
・配信では歌詞を出してリリックビデオ風に演出しててすごくよかったです
・一旦捌けてからのアンコール、何の曲からくるかなーって思ってたんですが。なんか知らない鐘の音が聞こえてきたな???
・というわけで、まさかの新曲シークレット・シュガー。東京公演では登場から凝ってましたね
・あとアンコールの衣装がすごいツボに刺さってます。ホットパンツはずるいでしょ
・ウエディングソングっぽいのはわかるし、歌詞も聞こえてくる中では不穏要素ないぞ??? もしかして真っ当に甘い曲なのか??? えっ嘘だろ??? って最初に思ってしまったのは、どう考えてもこれまでのふりさんの行いのせいなので、ファン側は悪くないと思います(まがお
・あとでMCで説明されましたけれど、スタッフの女の子が結婚するから、お祝いに書き下ろしたとのことで、まあこれは本当に不穏要素ない曲でしょう。それでも大丈夫かってなってしまうこの……
・そこからの真冬のシアーマインド。もうアンコール定番曲になってますね、楽しい
・横浜ではその後のMCで「鐘の音鳴ったし、あれ? 降幡結婚するんじゃね? って心配した方、安心して下さい。降幡結婚しません! 婚期はまだ遅れそうです!」とか言ってて、わざわざ言わんで大丈夫だからね??? って笑いました。地雷原タップダンスすぎるw
・東京の告知でこの公演のBD化が発表されてありがたい! やったぜ!
・そしてラスト、AXIOMで〆だったわけですけど。ここでもまたギター登場。イントロの部分弾いててよき
とにかく今回、ふりさんが楽しそうだったのがとても印象的で。ビルボードのときにあった緊張感がまったくなくて、いい意味で肩の力や気が抜けてたのがよかったなと。
ライブ中もMCで「ライブ楽しい!」とか言ってたんですけど、そのときにライブが楽しい理由の一つに「みんな私の歌を聴いてくれて」というところが上がったのが、結構個人的には嬉しかったポイントで。前々から言ってますけど、どちらかというと表舞台に出るのは苦手で、職人気質の裏方でいたいみたいなところのあるふりさんが、自分の歌やパフォーマンスを見せるということに対して、楽しみや喜びを持てるようになったの、かなり大きいんじゃないかなって思うんですよ。
ちゃんとだんだん自信付いてきてくれてるんだな、ってところがわかるのがすごく嬉しいです。そしてそうやって自信が持ててきているからこそ、ギター弾いたりとか新しいチャレンジにもどんどん挑戦していったりして、更に進化していくのがいいサイクルになってるなって。
とにかく今回は本当に楽しかったし、もう安心して見ていられるなという気持ちになれました。次のライブでまたちゃんと会いましょうね。