横浜の夜公演に参加してました。今年の現地始めは内田さんとなりました。イベ始めだとその前に昼にサンドリオンのWEBサイン会とかありましたが。
去年7月のアニラブ京都のシンフォニックコンサートでも書いていますが、アーティスト名義のライブは久々だったわけで。やっと、ようやくって感じで楽しみでしたね。
そもそもライブタイトルが5+2なんですよ。5周年ライブが本来あったはずが、この情勢で潰れてしまって(これは行く予定でチケ握ってた)いつの間にか7周年ですよ。その結果の5+2って言う。言うなればリベンジ込みのライブだったわけです。
で、昼公演参加組から「セトリがやべえ」ってところは聞いてたんですが、さてどうくるかなってネタバレ自体は踏まずに挑んだわけですけれど。いやー、あまりのヤバさに変な笑い出ましたね。そもそもショートverにしたり、メドレーだったりという工夫はあったとはいえ、約2時間の公演で27曲もやりやがったってところで、まずそのおかしさに気付いて欲しい。
今回のライブ、大きく衣装替えの前後でパート分け出来るかなと思ってるのですが、前半パートはアーティスト内田彩としての集大成と言いますか、今までずっとテーマにしてきた色彩という部分に着目して、繋ぎ合わせた結果出来上がったような。本当に文脈が詰まった美しいセトリだったと思っていて。本当に長い積み重ねがあるからこそというか、こんなライブ出来る人どれくらいいるんだ? って思うぐらいの内容でした。セトリだけでここまで痺れるライブ、ほんとそうそう無いですよ。
で、打って変わって後半パート。ここ昼公演と夜公演でチェンジ枠だったようなんですが、こっちはどちらにせよどう足掻いてもバカのセトリなんだよなーーーー?????(※盛大に褒めています)
曲数多くなりすぎて、あの曲もこの曲もやりたいけど入れられない! じゃあメドレーにしちゃえ! まではわかるし、本当にありがとうなんですけど。組み方に容赦がなさすぎるというか、ある意味声出せない状況で良かったですよこれ。コールとか可能だったらこれ体力切れ起こしてダウンしてる人、絶対出てたと思うよ?
ノンストップ過ぎて、ほんと内田さん元気だな??? ってなったし、未だに体力お化けなところが健在でとても嬉しいです。これからもどんどんやりたい放題やってほしい。
そして本編全体でもSignから始まり、Destinyで終わる構成なの、本当にセトリとしてお見事でした。ここまで本当にぎゅっとよく詰め込んだと思います。
今回は大まかなブロックに分けてまとめて感想を。
1:Sign
2:What you want!
3:with you
開幕Signはわりとそうなるかなって思ってたんですけど、その後にWhat you wantはいい感じにアゲてくるなーと思った直後にwith youで、あっこれマジで遠慮しないセトリだな? と察する。なお実際はその想像を越えて容赦がなかった。
4:Sweet Rain
6:オレンジ
7:Yellow Sweet
8:アップルミント
9:Pale Blue
10:SUMILE SMILE
11:ピンク・マゼンダ
12:Merry Go
そして芸術的だと思ったこのパート。Sweet Rainで雨を降らせてから、赤、橙、黄、緑、青、紫、桃と色を含む曲で繋げて虹を架けて、色とりどり好きな色(なんならチェンジ推奨)を振る曲になってるMerry Goで〆るの、本当に今までの楽曲の積み重ねがあってこそというか。虹を作れるほど様々な色の曲を歌ってきたってことですからね。
元々内田さん、彩という名前にちなんで色の楽曲が多いし、テーマの一つにあると思ってるんですけど(ひとつの集大成となった武道館ライブのタイトルもCOLORSでしたし)虹を作ろうと思って色を意識して揃えてきたわけではないと思いますし、いつの間にか虹を作れる色が揃ってた、ってところが、本当に今までの積み重ねですよね。まさしく7年の集大成。7周年ライブで7色の虹かかるの、すごいいいな本当に。
実はオレンジが流れてたとき辺りに、もしかして虹作ろうとしてる? って意図に気付いてしまって、Yellow Sweetで確信して、次アップルミントだろうなってセトリ読めた辺りは、結構自分褒めていいと思いました。
ここまでが前半パートで、この後バンド演奏のEverlasting Paradeで繋いで衣装替えしてたのもよきです。まだまだ終わらないパレード。
13:Floating Heart
14:color station
15:泣きべそパンダはどこへ行った
16:ハルカカナタ
17:Inferior Mirage
18:Like a Bird
19:キリステロ
20:Growing Going
ここがノンストップメドレーパートなのマジでおかしい(真顔)
というわけでレインコート風の衣装から、虹色スカートの衣装に着替えての後半パート(綺麗にスカートが広がるからと言って、MCでいつもより多く回っておりますをやってたところ、本当に自由すぎた)
Floating Heartから綺麗にcolor stationになったときには、おおお? ってびっくりするほど自然で、一瞬曲が移り変わったって認識出来なかったです。泣きべそパンダはパンダめちゃくちゃ荒ぶってるというか、久々の登場なのに乱暴に扱われてて笑った。
でもなによりLike a Birdからキリステロの流れは最高に頭が悪いと思います!!!!!
いやほんとここノンストップなのに暴れ倒してるの、体力お化けだし元気でとてもいいと思いますけど、マジで容赦がなさ過ぎる。めちゃくちゃ楽しいですけど!
声出せないからタオル曲でぶん回そう! ってGrowing Goingの〆もとてもよい。高まる。みんなマスクだからタオルの飛んだ毛吸わなくて済むね、マスクのいいところだね! は笑いましたがw
21:Canary Yellow
22:Blooming!
23:声
24:Destiny
最新曲のCanary Yellowの披露から、ここでBloomingを固定枠として入れてるところ、個人的にすごく評価してて。前述した通り、今回の前半パートみたいなセトリを組めたのって、今まで蒔いてきた楽曲という種が芽吹いて、花開いた結果だと思っていて。それまんまBloomingの歌詞じゃんって思ってたところに、ちゃんとこの曲をセトリに入れてくるの、文脈として意識してるだろうしわかってるってことでしょうからね。
で、その後に声がくるのはもうズルいじゃないですか。今のこういう時世だからこその曲だけれど、だからこそ切なさがあって。でもこうやってやっとみんなの前で披露できたから、明るい曲に思えるようになったっていうの、ほんとよかったなって。
そしてSignと対になるDestinyで〆。とても見事。
25:Sweet Dreamer
26:Our Wind
27:Say Goodbye, Say Hello
アンコールパート。Sweet Dreamerが入ってくるのは、もう結構定番になってきましたね。すごく好きです。
この枠にOur Windが入ってるのもいいなと思うし、SGSHはやっぱりラストの曲としていい歌詞だなと思います。新しくどんどん前へ進んでいくための「何度でもさよならを」
その他の話
・今年の抱負を聞かれて、お腹を指して「ここに抱負があります」と。すなわち、太らない程度に美味しい物を食べて、キレキレのダンスは出来ないかもだけど適度に運動はして、(ぷにってならないように)頑張っていきます、って言うところ。そういうところが好きw
・今回の歌詞ミスはMerry Goでした
・本当に昼公演もこなした後なのかこれ? ってぐらい元気な内田さんでしたが、さすがにSGSH辺りでは疲れてきたのか、黒須さんたちの大ジャンプに間に合ってなかったり、ラストのジャンプで着地失敗で足グキッてしちゃったり(マジで気をつけて欲しい)してたのは微笑ましかったw でも怪我はしないようマジで気をつけて欲しい。
内田さんも同じような事をMCで言ってたんですけど、同じ曲でもその時その時で感じ方が変わるというか。ずっと歌い続けてると、その時ごとの思い出があって、曲に文脈が乗るというか。そうやって曲の意味が変化したり深まったり、進化するんだなと。それこそがライブの良さだなと思ったりしています。
で、それって長く歌い続けてきた結果なので、長く続いたものにしか生まれないものだと思うんですよ。蓄積されていった歴史・思い出の強さってそこだと思うんです。
7年、振り返ればあっと言う間なのかもしれないけど、それだけ続くということ、本当にすごいことだと思っています。改めておめでとうございます。