獣の咆吼

備忘録メイン。好きなことをつらつらと。

Aqours9周年に向けて

まずは9周年おめでとうございます、長く走り続けてきましたねここまで。

で、10年目となる今年、Finaleライブを行うことが発表されました。

これについては色々な感情があって、それをそのまま仕舞っておくか、書き残しておくかは悩んだんですが。こういう機会なんてそんなないだろうからね、せっかくなので備忘録として書き残そうかなと思った次第。

 

そもそもとして、自分がラブライブに抱えている感情については6周年のときに書いたこの記事が前提になるので再掲。

kama-itachi.hatenablog.com

端的に感情の結論から書きますと、さみしい気持ちはもちろんあるけれど、一番いい形に収まったなと言うか。これはもうしょうがねえ、今まで走り続けてくれてありがとな、という気持ちです。

よく言われることですが、一旦の区切りというかケリをつけるというか、ちゃんと幕引きをさせてくれるコンテンツの方が珍しいぐらいなので、そこをきちんとゴールテープを切らせてくれることは幸せなことなんだと思います。

ただそれって出来る限りのことをやり尽くして、満足を得たからこそゴールできる場所であって。基本は走り続けられる努力を尽くすべきだと思っています。何事も辞めることより続ける方が難しい、というのが信条にあって。もちろん続けるでもなく辞めるでもない中途半端よりは、きちんと辞めると決断をする難しさも知ってはいますけれど、努力をするならばまず先に続ける方に動いてほしいと言いますか。ええ、はい。μ'sについては未だにあの幕引きは納得いってないし、まあ確かに色んな理由でライブを続けるのは厳しいという事情を込みにしても、コンテンツ展開まであそこまでぶった切る理由なんてミリもなかっただろう、と思っています。

シリーズ合同アジアツアーが公開されましたが、テーマソングについて穂乃果だけゲスト歌唱の注釈つけなきゃいけないところとか、本当に歪んでるなって思う。

そのときのやるせなさとか、憤りとかを考えると、本当の本当にずいぶん良くなったというか、ベストな畳み方なんじゃないかなと。ライブはおそらくそれぞれのキャストの事情を考えて、ワンマンの練習時間を全員分拘束するのは難しいからラストにするけれど、少人数体制ならまだ顔出そうと思えば出せるし。沼津のこともあるから、ちょこちょこ展開をするかもしれない。区切りを付けつつも、そういう余地を残したところが理想的だったなと思っているので、これについてはだいぶ満足があります。

 

それはそれとして、コロナで潰れたドームツアーとかつま恋とか、リベンジして欲しかったなの気持ちはあるから、やっぱり残念というか心残りがないわけでもないんですよね。でも6thの後、頑なに7thというナンバリングライブをしなかった辺りを考えると、もしかしたら7thがラストになるのは決まってたのかなという。コロナがなかったら5大ドームツアーを成功させて、その次で幕引きの可能性はあったんじゃないかなって(10周年まで続けよう、という話し合いがされたきっかけ、おそらくコロナだと思われますし)

それを思うと、まあ時代の巡り合わせだなというか。そういう時期があってここまで続いてなかったら、ユニット甲子園や異次元フェスとかも参加してなかったかもしれないとかあるので、こうなってよかったのかもしれないという気持ちもちょっとはある。たらればの話にはなるんですけどね。

 

自分はどちらかというと、動力というかガソリンになる感情は、怒りとか憤りとかの方のタイプなんだろうなと思っていて。たとえばふりを推すと決めたときの感情は「お前はすごいのに、なんでそんなに自信ないねん。お前のすごさを他ならないお前にわからせてやる」って気持ちだったし、今サンドリオン追ってる感情だって「こんなすげー奴らなんだから、もっともっと行けるやろ。今の評価じゃ納得いかん」とかなんですけど。Aqoursに関してもここまで必死に追ってきたのは、大前提として楽しいがあったからにしても、悔しいという気持ちが結構割合占めてたのはあったと思ってます。

品定めの気持ちもありつつ見に行った1stライブ。そこで信頼を預けてもいいなと思わされて、応援しようと決めて。その後もしばらく逆風は強かったし、制作側の展開は物足りないものだったし、悔しくて悔しくて悔しくてたまらなかったから、絶対こいつらがのし上がるまで追ってやる、って。そういう気持ちでしがみついてたので、ラフェスまで繋げたところで、一旦の満足は得たというか。あの子たちも報われたんじゃないかなーと、ようやく安心して見れるようになったかな、って感じでした。最前線から後方腕組みオタクになれたというか。

そして彼女たちがそうして繋げてくれたから、今のラブライブシリーズの展開があるんだろうなと思っているし。間違いなくここまで必死に食らいつくように追うコンテンツなんて、今後もないと思うと言いたいけれど、結構今でもガッツリオタクしてるか?ので、Aqoursを追ってた時間は、人生におけるもう一つの青春だったなと思っています。

合同とかでも大人げなく後輩を食っていこうとするチャレンジャーの姿勢。どこまでも最強で、無敵で、頼もしい背中。カッコよくて眩しいそれを見れる機会が減ってしまうのは、やっぱり悲しいしさみしいのだけれど。後悔は微塵もなく、最後までしっかり見届けられたらいいなと願っています。

楽しかった、と笑顔で10年間を締めくくれますように。