獣の咆吼

備忘録メイン。好きなことをつらつらと。

推し、ソロデビューするってよ

ふりさんソロデビューおめでとうございます!!

 

寝耳に水とはこういうことを言うのだなと知った。

いやほんとこういうときに隠しきるの上手いな推し??? いやだいたいの人はバレないだろうってのはさておき、全然マジで微塵もそんなとこなかったじゃん!!!!

そういうの絶対ないと思ってましたよ。本人もインタビューで言ってるけど。だってイベントですら歌ったことないんですよこの人??? カラオケイベとかそのうちやって欲しいなーぐらいは呑気に言ってましたが、突然のソロデビューは予想出来ないでしょうよ。

たしかにいきなりCDジャーナルに載るってところで、え? なんで? とは思いました。最近はアニメとか2.5次元にも手を伸ばしてるって聞いて、なんかそっちなのかなと思って納得はしたけれど。音楽雑誌? って疑問は尽きなかった。

そしたらめざましテレビときて、まさかまさかと思ってたら、いきなりドンですよ。

しかも先行配信ありとか、手加減をご存じでない????? 初見殺しか???

※本人からの発表が先にあったのは、嬉しかったですね。やっぱ一番に本人から聞きたいじゃん?

 

けどまあなんでほんと、ソロデビュー? っていう話。

これはたぶんふりのこと知ってる人ほど、疑問に感じたと思う。でも疑問に感じた上で、曲聴いてインタビュー見たら、めちゃくちゃ納得しかないとも思う。

「歌という選択肢がある」

正直これほど端的にシンプルに、ふりさんらしい理由はないなと思いました。

歌は目的でもなんでもなく、手段なんですよね。絵という媒体を使うか、写真という媒体を使うか、というのと並行でしかなくて。やってること、やろうとしていることは今までとほとんど変わってない。ただ自分の内面世界を創ろうとしているだけっていう。

作詞もやってるってところが一貫性で、おそらく自分すら作品のパーツとして使ってるだけなのかなっていう。好きなものを創りたい、表現したいだけなんだなって。

きっと声優アーティストという枠ですらなくて、シンプルにクリエイターなんだなこの人、っていう。そういうところが多分、共感できて好きなのだし、ほんと思ってた枠を自由に飛び越えていくので、いつまでも見てて飽きないんだなと。

※クリエイターって意味だと、他の誰かに作詞提供するようになっていったら、もっと面白いんじゃないかなって期待がある

 

で、まあ曲聴きましたけど。ほんと毎度のごとく何歳ですか貴方はw

私の方がふりさんより年上のはずなんですけど、だいたいさらに上の世代のジャンルなので、本当に頭がバグるのやめてほしい。いや、やめなくていい。

趣味全開だなってのがわかる曲で、こういう自由にやれるレーベル、自由にやれるメンバーが集まってくれたのは、ほんとうに人の縁を持ってるなといった感じで安心してます。創作は伸び伸びやれることが一番なので。

で、ここまでがめざましテレビとかMVとか見る前の記載です。

 

MV、趣味全開すぎるでしょこれwww

曲でイメージしてたのとまったくブレないところに、真っ直ぐストレートに投げ込んできてて、ほんっと信頼しかないというか。

どう考えてもお前が懐かしいと思う年代ではない。

セルアニメも使う、躊躇いもなく絡みや事後ショットも入れる。ほんとにやりたい放題だなお前!!!! ちょっと一回頭の中を覗かせて欲しい真面目に。

で、その空想や内面ってものを、迷わずにお出し出来る強さがすごい。

だってこんなん、尖ってるって範囲になりますよ。思わず古いな!?w ってちょっと変な笑いが出るレベルですよ。悪い言い方をすれば、ネタとしての消費だってされかねないようなものに対して、こんなにも迷わず真っ直ぐに「私が好きなものはこれです」って出せる人間、どのくらいいる? って思うんですよ。

好きなものだからこそ、蔑ろにされたくはないから、ちょっと守りに入っちゃうというか。保険かけたくなることのが多いと思うんですけど。そこに対しての迷いがないのは、好きという感情に対する強度がほんと半端ないといつも思うんですよ。

そこの熱に対する真っ直ぐさ、誠実さがわかるからこそ、周囲にいいクリエイターが集まるんだろうなぁと思うのです。

好きを貫ける強さ、見習いたいところだなぁと。

 

なにはともあれ、他の曲もすごく楽しみにしています。本当におめでとう。