獣の咆吼

備忘録メイン。好きなことをつらつらと。

ラブライブフェス

2020年1月18・19日のラブライブフェスに参加してきました。

1日目はLVで、2日目はご厚意で現地参加させていただきました。

本当にずっと待ってた、というか念願だったなと。今振り返っても夢だったんじゃないかなって思うもんな。正直、どこから書けばいいのかわからんってレベル。

 

けど、複雑な感情があった(ある、かもしれない。現在進行形)のも事実かなと。

楽しめる自信はあったんですよ。だってずっと待ち望んできたものだから。それでもなんとなく、言葉にしにくい怖さがあって。4thの東京ドームのときと同じかな、早くこの日が来て欲しいって気持ちと、来ないで欲しいみたいな気持ちとが入り混ざってたというか。

それでも4thのときみたいに「行くのなんかヤダぁ……」ってなるほどではなく、楽しみが勝っていた点は、不安はそんなになかったからなのかなと思います。

※4thはなんか先の読めなさが本当に不安だった。また同じことされるんじゃないかって。

 

ラブライブは本当の本当に、感情をいい意味でも悪い意味でも、揺さぶってくるコンテンツなのだけれど。だからこそ人を惹き付けるし、夢中にさせるところがあって。たくさんの人に愛されるからこそ、自分の好きを貫くのには、強い意志の力を要求されるなとも思っていて。そう、時折、節々において、好きを試してくるなっていうコンテンツでもあると思うんですよ。

その結果、好きが拗くれたりもして(たぶんきっと、自分もそう)それでも折り合いをなんとかつけてきて。自分の好きを信じて楽しんできたというか。それを信じるために、あえて目を逸らした部分もあって。前しか向かないようにしてきたところもある。

シンプルに楽しい! だけで済ませるには、この数年間色々ありすぎた。

その上でこのフェスでは、別のスタンスを取った複雑な胸中の人間が一堂に会するわけで。どんな雰囲気になるのか、どうなってしまうのか、そういう異様さが怖かった。

 

それでも、やっぱり、この日のために今まで好きを繋げてきたんだなって思ったよ。

楽しかった。複雑な諸々とか差し置いても、やっぱりラブライブが好きだなって思ったし、楽しかったんですよ。こうやってみんなが笑顔でさ、盛り上がって、楽しかったなー! ってなる日をずっと待ってたんだ。

だから考えてしまうことは色々あったとしても、「楽しかった、最高だった」という、その自分の感覚を大事にしたいと思います。今までと同じく。

なによりもう、ライブ後に堰を切ったように上がってくる、μ’sの、Aqoursの、Saint Snowの、虹の写真やツイート。それが見れただけで充分すぎる答えなんだよな。

本当にこんな夢が叶う日がくるとは思ってなかった、ありがとう。

 

細かい感想を下記箇条書きで。

 

1日目

・LVで映像が来たのが夏色の途中辺りで、あ、μ’sの曲流れてるな……ってぼんやり思ったんですけど。その後もぎゅっとのイントロが流れてきた辺りで、一番なんかぶわっと込み上げてきてしまったというか。ほんとにμ’sの曲だ、って既に泣きそうになったりしてた。

・開幕なにが来るかなって 、色々予想していたのだけど。未体験HORIZONは正直まったく読めなかった。μ’sかなと思ってたから、思わず、うわそう来たか! って叫んでサンシャインブレードに持ち替えたりしてたw

・一面の黄色がとても綺麗だったのだけど、どうしても振りたくてブレード三本持ちして黄白ピンクで振ってました。ルビィも3位おめでとうな。

・璃奈ちゃんボードは現物見るとすげえな!? ってなるね。

・ドキピポすごいよかった。振りが結構きつめなのに、キャラキープでちゃんと歌えてるのすごい。でも一番よかったなって思う部分が、サビの「笑顔でいたい」のところ。

・あれスクスタで、他キャラが笑顔になる中、璃奈だけボードが悲しい表情になるんですけど。ちゃんとね、悲しそうな表情するのよ。これはLVで表情きちんと見れて良かったかもしれない。

・でもラスサビだと笑顔になるのがね、いいよね……

・Starlightは圧巻セクシーでした、カメラワークめっちゃよい。貫禄ありすぎてさすがであった。

・虹パート終わって、さあどうくるかと思ってたら、CYaRon!の入場アレンジ流れてきて「ユニットぉ!?」ってなりました。まじかよ。

・「あけおめことよろWe are CYaRon!」でちょっと笑ってしまった。そうだ、これなんだかんだ新年初イベントだったわ。

・もうユニットパートは安定感すらあるよね……ぶっちゃけめちゃくちゃ見てるし。ユニット展開これだけやるならもっとCD早めに出しても良かったのでは?

P.S.の推しがまじで可愛い。

・いやもう最高かよってレベルで可愛い。見る度にルビィ度上がっていくなと思う。

・じゃあAZALEAはトリコリコ……かと思ったらGHaSだとぉ!?

・Guilty Kissの2曲目もGFpでうええ!? ってなった。あまりにセトリが読めない。

・でもさすがにここら辺で、ああUCに繋ぎたいのか! って納得はいった。Saint Snowに繋ぐなら、そりゃそうだユニットになるわそりゃ。

・そして予想通りの新規映像と共に殴り込んでくるSaint Snowユニット入場曲アレンジ音源マジ早く売って下さいお願いします。

・もうほんとカッコいいしか言えなくなるんですよね……アツかった。

・で、そこからのAqours登場での届かない星だとしてもですよ。

・正直な感想を言うと、ユニットパート入れてきた時点では「この後ユニットライブもあるのに、ユニットはいいよ9人曲やってくれよ。いつもの下手くそセトリか!」って思ってたんですけど。SSに繋ぐって意図を理解したら納得がいったし、その後、届星を入れてきた時点で、あ、これちゃんと考えられてるセトリだわって内心土下座しました。

・いやほんとこのフェスという舞台で (OPとしての未ホラを除いて)Aqoursの一発目が届星なのが、あまりに文脈わかりすぎてる。天才か。

・今回、本当の本当にAqoursのセトリは文脈なんですよ。流れが美しすぎて膝打った。

・逆を言えば、それだけドンピシャの流れを作れる歌詞を編み上げてきた、畑亜貴先生が天才過ぎるという話でもあるんですけれど。

Aqoursパートが終わった瞬間の、あの暗転の緊張感はヤバかった。

ぼらららのイントロで鳥肌が立った。

・もうここら辺はぐちゃぐちゃでよく覚えてないのだけれど、ぶわって込み上げてくるものと、あの頃と変わらない感情と、ほんとにいる……みたいなこう、夢だったよなぁ。

・歌って、踊ってるんですよ。もうそれだけで充分すぎるみたいなとこある。

・あの頃とブレて重なって。でも、あの頃とまったく変わらない、同じではない、という風にも感じて。時間は経ったんだなぁ、という思いもあった。

・でも、たしかに、あの瞬間、時計の針はまた動き出したんだなと思った。

・メドレーなのは負担を考えても最良だったなと。聴きたい曲がいっぱいある中で、キャスト側にはどうしても制限があって。そうしたらまあメドレーがいい落としどころだよね。

・それはそれとしてナンバリングも聴きたかったので、次に期待したい。していいよね???

・やっぱりノーブラはアガる。そうそうこれだよこれ感。

・キラセンを聴いてて、ほんと歌詞通りの状況だなって感慨深くなった。

もうさーーーーー二年生ーーーーーーー

・内田さんが、もうほんと、ことりなんだよ……

・内田さんはキャラソンライブとかをしてくれる人なので、何回かことりにまた会わせてもらえたりはしてるんですけど。でもやっぱり、μ's揃ってのことりは違うというか。ああ本当にことりだな……って感じ。

・で、ラストのsnow halationよ。やっぱ神が宿る曲だと思うこれは。

・オレンジ色に染まる瞬間なんだよな……

・ラストのMC、あんちゃん頑張ったなぁ、よかったなぁ……しか言えねえ。

 

2日目

・正直アリーナの埋もれる位置だったので、モニター見るのも必死でした。なのであんまり見えてはないです。でも、現地の空気を感じられたのは良かった。

・差分感想にはなってしまうんですが、やっぱり未ホラで始まるのはいいね。今まで未体験の領域で、新しい物語なんだよな……

・虹パートは、なっちゃんがな、ほんとな、がんばれがんばれ……! って気持ちにさせられたやつ。悔しさもあるだろうけど、最後まで笑顔でよく頑張ったと思う。

・あとはともりるは、こう、素直に褒めるのが癪だなってなるぐらいの完成度でした。お見事。

・Goingで風船降ってきて、足元触れてた状態でライブ見てたんですけど。風船がビリビリ震えてるのが脚に伝わってて、あ、会場ってほんとに振動するんだな……みたいな妙な感動を覚えた。

・CYaRon、近未来は予想出来てたんだけど、夜空ぁ!?

・夜空はほんとに1stで生で聴いて、個人的にめちゃくちゃ評価上がった曲なんだけど。今でも進化を続けてるのがポテンシャル感じさせてすごいね。

・ギルキスもまさかのGEFとGNGKでビックリ。

・ひなひなが32人って言ってくれたの、本当に嬉しかったやつです。

・SS終わって、さーてAqoursパート……と思ったら、このメロディ違くない!?

・μ'sとAqoursの順番ひっくり返してきたのは本当にびっくりした。

・スノハレからの届星の流れ、めっちゃアツい。これは前日以上の文脈の深さだった。

・トロッコで前を通っていったのが一年生組だったんですけど、ふりがハートまっすぐ送ってくれました。この一瞬のために自分は現地に来たんだなと思いました。

いや嘘じゃないって、ほんとに私に送ってたってアレ。目合ったって。

・みら僕で「I live I live LoveLive days!」って叫んだ瞬間が、一番クライマックスだったかもしれない。

・HPTのふりのアレンジ感、ほんとうのほんとうに好き。

・最後にAqoursが中心で回しているの、ほんとうに泣ける。

μ’sがぎゅぎゅって寄っちゃうの、もうマジで無理。

・あんちゃんの挨拶が全てでした、ありがとうございました。

 

他に別記したい話。

・キラセンの話

キラセン、実は正直アニメで聴いたときはそんなパッとしなかったというか。そんなに好きな曲ではなかったんですよ。

けれどμ'sの5thで聴いて、ひたすらステージが眩しかったな、って記憶だけが鮮明に脳裏に残っていて。ほんとうにキラキラ、眩しくて。ああ、あれはアイドルなんだなぁ……みたいな強い感動を覚えたんですよね。

今回、メドレーで聴いててその眩しさを思い出しました。奇跡それは今さここなんだ。

 

Aqoursのセトリの文脈の話

本当に文脈を考慮したセトリとしては百点満点あげられるセトリでしたね。

これ見てる人にはもう知ってるわって蛇足かも知れないんだけど、まずそもそも届星って曲が、μ'sへのアンサーソングみたいなところあるんですよね。もうここは歌詞読んでくれってなるし、畑亜貴天才しか言えなくなるし、スクフェスのジャケのタイトルの文字色をよく見て欲しい。

とにかく、憧れへと挑戦する側としてのAqoursの曲ですよ。そこから始まって、一日目がミラチケ、二日目がWBNW。ヒカリになろうと手を伸ばす曲と、それを掴んで心に刻むんだという曲の対比。ここを考えると、パートの順番変えがまた意味を持ってくる。

そして青ジャン、みら僕とくる。一日目は見たことのない夢の軌道を追いかけて、二日目にはホンキで駆け抜けて、叶うんじゃないかな、夢ですよ。

恋アク、HPTも、大好きはもう隠さないとか。受け取った次の夢だし、レールはどこまで続くかわからない。で、ラストに君ここ。今、みらい変わり始めたかも。でも、まだ夢に気付いたばかりなんだなぁ。

ここまで綺麗にパズルみたいにパチンとハマるの逆にすごいよ。やっぱり畑亜貴が天才過ぎる。

そのハマりっぷりに感動してたら、推しに先に書かれてしまったんですけど、ああちゃんとわかってるんだな……ってところが、本当に好き……ってなった。さすふり。

 

・内田さんとことりの話。

前述した通り、キャラソンライブでことりには会わせてもらえてたんですよ。去年は念願のぷわぷわーお聴かせて貰いましたし。

でもやっぱり、別物なんだなって。キャラソンライブで会わせてもらえたことりが、偽物とかそういう話ではないんですけど。なんだろう、やっぱりことりは、μ'sにいるからこそ、南ことりなのかな、みたいな。

こう、完全体のことりに会えるのは、やっぱりラブライブという舞台があって、μ'sの中にいるからこそなのかなーと。

ラブライブってキャラと中の人のシンクロを売りにしているけれど、舞台上にキャラを完全に降臨させるってことに対して、誰よりも一番早くから情熱を注いできたのが内田さんだと思っていて。髪色とか、あの髪型やトサカとか。そんなこだわりこそが、内田さんのことが好きな理由の一つなんだけど。その集大成である南ことりにまた会うことが出来たのは、本当に嬉しいです。

 

・ふりのアレンジの話。

これは完全に私の解釈的な話なのだけれど。ふりさんのキャラの捉え方、演じ方ってどちらかというとガワから模倣するタイプというか、外側→内側の浸透型なんですよ。纏うタイプというか。

で、長く対話を続けていくうちに、馴染んで入り混じっていくみたいなとこあって。ライブ毎にどんどんルビィの精度が上がっていくのって、そういうことだと思っていて。けどその入り混じったものを、ルビィとしての正解だと思えて、ちゃんと自然に出してくるようになったのは、そこが自信なんだろうなと思うんです。

アレンジについて、楽しくなってアレンジ加えちゃうのは、ルビィもそうすると思うから、って答えてたと思うんですけど。その「ルビィもそうする」って自信と確信を持って言えるようになったことが、すごく嬉しいんですよね。

ふりさんは元々自信があるタイプとは到底言えなかったんですけど、3rd以降、少しずつ自信を付けてくれたというか。そこら辺が3rd以降、増えてきたアレンジの多さとかにも表れてるなぁって。だから嬉しいんです、推してる身としては。

浦ラジ感想回でもそうだったと思うんですけど、他の人が想いを爆発させてるところだと、結構聞き役に回ってくれることが多くて(そもそもとして空気を読むタイプなので、多人数だとフォロー役に回りがちな癖がある)だから実は意外と、ふり自身の想いを言葉で聞けるチャンスって少なかったりするんですけど。でも、言わなくても伝わるというか。ふりさんの心は大抵行動に乗ってくるし、精一杯言葉以外で伝えようとしてくれてて。そういうところが好きだし、だからちゃんと伝わるよって、ちゃんと見てるよって。取りこぼさないようにしたいなぁと思うなっていう。

 

とにかく、本当に最高のフェスでした。全員で歌って欲しいって気持ちはもちろんあったんだけど、それはまた次の機会を待ってますよということで。

あとは浦ラジ感想回聞いて下さい。めちゃくちゃ好きが詰まってる回なので。