獣の咆吼

備忘録メイン。好きなことをつらつらと。

Ani Love KYOTO presents 内田彩 Symphonic Concert ~en and ett~

みんな、お待たせ。

 

いや第一声がそれなの、ほんと来るものがあるからやめてほしい(褒めてる)

というわけで7月18日、まさかの京都に飛んでました。いやだってシンフォニックコンサートて。以前にアコースティックライブやりたーい(頼むからやってくれ)と言ってたのは覚えてたんですが、一足飛んでオーケストラが来るなんて思わないでしょ。

こんなん生で音浴びるしかないじゃないですか、というわけで久々に新幹線乗って関西まで日帰り旅行となりました。まあシャニ3rdで福岡飛びましたけど……飛行機だから……

 

内田さんのライブ、配信とかそういうのを抜いて、最後に行ったのいつだ? って思い返したんですが、去年はまるっと潰れてしまったので、おそらく一昨年のキャラソンライブ(2019年11月16日)が最後なんじゃないかなぁ。アーティスト名義のライブだと、その前のフリーライブ(11月12日)は覗き行ったので見てるはず。しっかりしたのだと2018年8月12日のライブツアー群馬……??? 嘘やろ……見返してて2019年のtake it easyなんで行ってないんだ? って思ったけど、多分この頃Aqoursのファンミからのライブツアーとか、東京翌日シャニマスライブだったりで見落としたか見送ったやつだな……

というわけで、めちゃくちゃ久々の内田さんだったりしたわけなんですが。いやーほんといい意味でこの人変わらないな! って思いました。最初こそ結構厳かにというか、オーケストラライブということもあり、緊張してたのか大人しくしてた感じでしたけど。昼の部の途中のMCで噛んでしまったのをきっかけに、開き直って面白い話し始めたり、へにゃへにゃしたり、不思議な踊りを踊ってたり、ああ……内田さんのライブってこんなんだったな……w という安心感があるというか。相変わらずゆるーい感じというか、可愛らしい様子で微笑ましかったです。

そのくせ歌ってる最中は、ほんとたくさんの色を見せてくれるのだから、あーやっぱこの人好きだなー、みたいなことを思ったり。やっぱり自分の中の原点に根強くいらっしゃる方だなと改めて。

 

夜公演のアーカイブは31日までのようです。

 

ざっくりと曲別感想。

 

M1. アップルミント

たしかにOPといえばアップルミントなんですが、まさかオーケストラでもやるとは思ってなかった曲。めちゃくちゃ壮大なアレンジされてて、最初何の曲かパッと分からなかったのは内緒です。合いそうな曲だけじゃなくて、結構がっつりアレンジしてくるぞ、というのを一発目からわからせにきた感じでした。

冒頭の言葉は、この曲中のラスサビ直前にブレイク入れて、言ってくれた言葉です。その演出はずるいんですよ。

 

M2. 妄想ストーリーテラー

からの、まさかの妄想ストーリーテラー。流れて、ああ! って盲点だったことに気付きました。たしかにこの曲、もともとオーケストラっぽい楽器編成なのか。今回コーラスも入って下さってたので、入りの掛け合いパートも完璧でよき。

 

M3. EARNEST WISH

オーケストラでのイントロめちゃくちゃカッコいい。やっぱストリングスが迫力ありますね。内田さんの力強い歌い方もいいんですよほんと。

 

M4-1. Like a Bird

昼の部限定1曲目。こちらもオーケストラでやるとは思ってなかった曲。でもロックサウンドの中では、たしかにオーケストラ向きかもしれない。

 

M4-2. Frozen

夜の部限定1曲目。昼の部の後になんの曲来るか予想してたんですが、これは全然読めないって。というより内田さんの曲、もう65曲ぐらいあるんですよね……多種多彩でそりゃ読めるわけがない。

 

M5-1. カレンデュラ、揺れる

昼の部限定2曲目。あーーーーこれオーケストラアレンジでやるのずっるい。切ない感じのメロディーがとても合いますね。

 

M5-2. 最後の花火

夜の部限定2曲目。たしかに今の季節で夜だったら、くるだろうなってチョイスで納得があります。ライト演出で後ろが花火っぽく照らされてたのもよかったです。

 

M6. 笑わないで

昼の部で、この直前のMCで噛んでしまい、会場内が笑いに包まれた後、「歌詞の意味とかも考えて、すごく真剣にセトリ組んだんですけど、今、この後の曲をこの曲にしたのをすごく後悔しています」「絶対笑わないでよ?」って流れからの、この曲は笑うなという方が無理です。持ってんなーと思いましたwそういう曲ではないはずなのですが……w

 

M7. Sign

コーラスが光る一曲。内田さんとコーラス担当の人だけじゃなく、指揮兼ピアノの人まで三重にコーラス重ねててすごく綺麗でした。ほんとなんでもやれるな指揮の人。

 

M8. カレイドスコープロンド

合う曲だろうなと思ってましたけど、本当にめちゃくちゃカッコ良くて痺れました。

このメロディーをオーケストラでやるって迫力に負けないぐらいの、力強い歌声の内田さんよ。さすがです。

 

M9. ピンク・マゼンダ

本当にバケモノ曲だなって改めて。

バンドアレンジやアコースティックアレンジも合ってるので、オーケストラアレンジでもいい曲だろうなとは思ってましたが、ほんと曲の世界観が強い。Cメロからの盛り上がりの加速が本当に気持ちいいんですよこの曲。そこをオーケストラで壮大にされたら、そりゃあ鳥肌ものですよ。

 

M10. 声

オーケストラアレンジで一番化けた曲かもしれない。すごく壮大になってて曲の世界観に合っててよかったです。今の時代にこの歌詞はめちゃくちゃ沁みてしまうな……

 

M11. with you

EDMもオーケストラアレンジできちゃうのか、と驚いた曲。

やっぱりこの曲で手を振るの一体感あって好き。

 

M12. SUMILE SMILE

正確には今回オーケストラ+バンドって編成だったんですが、やっぱりこの曲の入りのギターはギターでしか出来ないんだなってちょっと思ったり。一番の見せ場だった気がします。

それはそれとして、この曲もよくオーケストラアレンジで出来たなと思う。カッコ良かった。

 

M13. Close to you

この曲で〆になるのは全然予想出来なかった。

今回結構意外な選曲も多かった気がしていますが、歌詞を読み込むとああー、ってなるものが多いので、やっぱり色々意識して組んでくれてるんだなって思います。

 

E1. Pale Blue

まあこの曲は来るだろうなと思ってました。オーケストラアレンジでも爽やかな感じに仕上がっててよいですね。

 

E2. Ordinary

こちらはピアノオンリーアレンジ。 この曲をピアノオンリーはずるいですって。

この曲をラストに持ってくるのに意味があるなと思っていて、歌詞が本当に今の状況に良く刺さる。

 

■その他MCなど

・昼の部で話してた面白い話。久々の新幹線でテンション上がってウキウキだったそう(この時点でかわいい)なんですが。京都着いて、駅までスタッフさんが迎えに来てくれるということで、そこまでしなくてもいいのにー、自分でちゃんといけるもーんとか思ってたのに、ホームの改札を抜けようとしたときに切符を新幹線内に忘れたことに気付いて、泣きそうになりながら「迎えに来てくれてありがとうございますなんとかして」と手のひらを返した話。34歳児……

・アンコール時のMCで、水を飲みながら「いつもはみんなが、変な声で『お水おいしー?』って聞いてくれるんですよ。変な声だし、毎回聞いてくるから『うるせえ!』って答えちゃうんですけど笑」ってオーケストラの人たちに説明する内田さんだよ……w

・夜の部では前入りした関係で、京都をお散歩したり出来たという話。哲学の道を歩いたらしいんですけど、5つぐらい格言を作ったけれどあまりにくだらなさすぎるので、今回は言いませんとのこと。

・あと夜の部はアンコールの曲入るときに、内田さんのバースデーサプライズがありました。こっちも聞かされてなかったので結構びっくりwええ!? いつ用意してたの!? ってわちゃわちゃばたばた暴れる内田さんがいつもの内田さんで笑う。

 

久々に行けたのもあり、すごく楽しかったですねえ。またいつものバンドサウンドで盛り上がれるライブも、アコースティックライブもマジで楽しみにしています。